診療案内-MRI検査・画像診断

MRI検査とは

MRI検査について

MRIを用いることで、さまざまな病巣の発見や臓器の状態の把握などを目的とした検査が行われます。主にがんでは、脳をはじめ、肝臓や乳腺など内臓の臓器において、原因となる病巣の有無から転移、再発の確認までが可能です。

加えて、がん以外でも、整形外科なら椎間板ヘルニア、関節の靱帯損傷、消化器なら肝臓、膵臓などの病変、婦人科では子宮や卵巣の異常、耳鼻咽喉科の内耳や咽頭の異常のほか、小児科の小児全身の異常まで、ほとんどの体内の状態を把握するのに有効な検査を行うことができます。

MRIとは、Magnetic Resonance Imagingの略で日本語に訳すと核磁気共鳴画像といいます。
強力な磁石の力(磁場)と電磁波(電波)を利用して体の中の様子を画像に映し出す検査機器です。
放射線を使っていないので被ばくの心配はありません。

 

MRIは、柔らかい組織(筋肉、脳、臓器、脊髄など)を映し出すことを得意としています。そのためCTではわからないことも容易に観察することが可能です。
MRIを使って良く検査する部位は、頭、脊椎・脊髄、関節、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、前立腺、膀胱、直腸、子宮・卵巣、乳腺などが挙げられます。
各部位を検査することによってわかる病気は下記のとおりです。

  • 頭:脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、動脈瘤など
    動脈の写真(MRA: Magnetic Resonance Angiography)も一緒に撮影できます。
  • 脊椎・脊髄:ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折、腫瘍(骨と脊髄)など
  • 関節:靭帯、腱、軟骨、筋肉の損傷・断裂、骨折、炎症など
  • 肝臓、胆嚢、膵臓:腫瘍(肝臓がん、胆嚢がん、膵がん、ファーター乳頭腫瘍、その他良性腫瘍など)、胆石、総胆管結石、炎症など
    胆嚢、胆管、膵管の写真(MRCP:Magnetic Resonance CholangioPancreatography)も一緒に撮影できます。
  • 腎臓:腎がん、その他良性腫瘍、炎症など
  • 前立腺:前立腺がん、前立腺肥大、前立腺炎など
  • 膀胱:膀胱がん、膀胱炎など
  • 直腸:直腸がん、直腸脱など
  • 子宮・卵巣:子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん、卵巣良性腫瘍、炎症、骨盤臓器脱など
  • 乳腺:乳がん、良性腫瘍、乳腺炎、乳腺症など

各部位の画像

脳

脳動脈(MRA)

脳動脈(MRA)

頸椎

頸椎

腰椎

腰椎

膝

子宮

子宮

前立腺

前立腺

胆嚢・胆管・膵管(MRCP)

脳動脈(MRA)胆嚢・胆管・膵管(MRCP)

乳腺

乳腺

MRI検査を安全に受けるための注意事項

MRIで使われる磁石や電波は、通常は人体への影響はありません。ただし、次のような方はMRI検査を受けられないことがあります。

  • 妊婦または妊娠の可能性のある方
  • 心臓ペースメーカー・埋め込み型除細動器(ICD)
  • 人工内耳・神経刺激装置などの体内電子装置
  • 脊柱管内リード線・脊髄刺激装置

上記の方は、当院でMRI検査を行うことはできません。
※他の対応病院では受けられる場合があります。

  • 体内に以下のような医療用の金属・生態機械・人工物の埋没のある方
  • 脳動脈瘤クリップ(くも膜下出血の手術など)
  • 心臓や血管内の金属類・人工物(リード線・コイル・ステント・人工血管・静脈フィルター)
  • 人工心臓弁
  • 圧可変式バブルシャント(脳室シャント・腹腔内シャントなど)
  • 消化管出血などの止血用クリップ・マーキングクリップ
  • 整形外科手術で用いる人工骨頭・人工関節・髄内釘・プレート・創外固定など
  • 骨盤内の避妊リング(金属ワイヤー使用の場合)
  • 鍼灸(はり)用埋没治療針

※上記医療用金属等を入れた方は下記4項目の告知が必要です。
入れた部位・手術年月・手術施設・MRI対応製品であるか

  • 体内に事故等で金属がある場合(鉄粉・鉄片・銃弾等による破片など)
  • その他金属類や人工物を身につけている場合(補聴器・義眼・義足・コルセットなど)
  • 閉所恐怖症の方

*MRI検査前には上記内容の有無についてMRI検査問診票を記載して頂きます。
安全に検査を行うためにご協力の程、よろしくお願い致します。
不明な点がございましたらスタッフまでお声がけください。

実際の検査について

①MRIは強力な磁石を使用しているため金属の持ち込みや装着は厳禁です。そのため、ズボンや下着など金属の付いている衣類は脱いで頂き、身に着けている装飾品(ピアス、ネックレス、腕時計など)は外して検査着に着替えて頂きます。

②撮影ベッドに寝て頂き、検査する部位にコイルと呼ばれる装置を巻き付けたり、装着します。コイルの上に寝る場合もあります。MRIは撮影時、工事現場のような非常に大きな音が出ます。少しでも快適に検査を受けて頂くためにも耳栓の装着をお願いしております。

③長い筒状(トンネル)の中に入って、検査を受けます。中は非常に狭くなっています。怖かったり気分が悪く感じた場合は、我慢をせずに申し出てください。検査時間は15分~30分ほどがかかります。頭や腰は15分程度、関節や腹部は30分程度です。検査中は体を動かさないようお願い致します。検査する部位が動いてしまうと、画像がブレてしまい鮮明な画像を撮影できなくなってしまいます。より正確な診断ができるようご協力をお願い致します。

④検査終了後は着替えをして頂き、診察またはご帰宅となります。

レントゲン撮影について

レントゲン撮影とは、X線を使った撮影のことです。一般撮影、単純撮影と呼ばれることもあります。一般的にX線を発見したレントゲン博士にちなんでレントゲン撮影、レントゲン写真などと呼ばれています。
当クリニックの診療科は、内科・外科・整形外科と多岐に渡っているため、撮影の領域も広く、頭~手足の先まで撮影を行います。内科・外科では胸部・腹部の撮影、整形外科では骨・関節の撮影を行います。

胸部・腹部の撮影について

胸部は、肺に異常がないか心臓が大きくなってないかを診ます。基本、立った状態で息を止めて撮影をします。
腹部は、胃・小腸・大腸の様子と異常なガスがないかを診ます。立った状態と寝た状態で息を止めて撮影します。

胸部

胸部

腹部

腹部

骨・関節の撮影

関節の撮影は基本正面と側面の2枚を撮影します。複雑な関節の部位は斜めにした写真を追加することもあります。また、それぞれの関節によって撮影する姿勢が異なります。照射するX線の角度も異なります。
脊椎(頸椎・胸椎・腰椎)の撮影は、立った状態で息止めをして撮影します。また、どれくらい曲げることができるかを診る機能撮影を行う場合もあります。
骨盤、股関節は仰向けで寝た状態で撮影します。
下肢は仰向けで寝た状態で、足のみ座った状態で撮影します。
上肢は、座った状態で、肩・上腕のみ立った状態で撮影します。

頸

頸

肩

股関節

股関節

足

お願い

・X線は金属や固い物を透過することができず、写真に写りこんでしまいます。撮影部位に洋服や下着の金属、プラスチックなどがある場合は、着替えをして頂く場合がございます。また、アクセサリー、湿布、カイロなどは外してください。
・整形外科での撮影は部位によって様々な撮影姿勢を取りますので痛かったり辛い時は、我慢せず放射線技師に申し出てください。
・撮影中は体や撮影している部位を動かさないようにお願い致します。動いてしまうとブレて写ってしまい確実な診断ができない場合があります。
・妊娠中または、妊娠の可能性がある方は、撮影前に放射線技師にお伝えください。

骨密度検査について

骨粗鬆症の診断をする上でとても重要な検査です。
骨密度測定には何種類かの方法がありますが、当クリニックの骨密度装置は、DEXA(デキサ)法(Dual-energy X-ray absorptiometry法)で測定しています。この測定方法は、二重エネルギーX線吸収測定法とも言われ、2種類の異なるX線を照射し、それぞれのエネルギーが体の組織によって吸収率が異なることを利用した測定方法です。
測定対象部位は腰椎と股関節になります。
レントゲン撮影同様、腰椎と股関節に金属類やプラスチック類などがある場合は検査着に着替えて頂きます。湿布、カイロなどは外して下さい。
測定装置のベッドに寝てもらい、測定開始となります。測定中は動かないようにお願い致します。動いてしまうと画像がブレて正確な解析ができなくなってしまいます。

腰椎

腰椎

股関節2

股関節

骨密度解析レポート

骨密度解析レポート

MRI装置について

MRIは、磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)といって、強い磁場と電波によって、体内の状態を画像として映し出すことを可能にする検査装置です。そのため、強力な電磁波を発する電車のそばという当クリニックのロケーションでは、本来、MRI設置は不可能ですが、世界で唯一キャノン製の機種でそれが実現できるものがありました。それを導入したことで、駅直結のMRIクリニックが実現しました。

当クリニックのMRI装置について

Canon製 1.5T(テスラ)MRI装置(超伝導磁石システム)

機種名

Vantage Elan Fast Edition

機種名

・アプリケーションの向上により短時間で鮮明な画像を撮影することが可能です。
・Canon独自の技術により均一な磁場を作成しているため、クオリティーの高い画像を撮影することができます。
・Canon独自の設計技術により撮影中に発生する音を低減しています。

当クリニックのMRI装置について

様々な検査部位に対応可能です。

脳

脳動脈

脳動脈

胆嚢・胆管・膵管

胆嚢・胆管・膵管

頸椎

頸椎

乳腺

乳腺

当クリニックのレントゲン装置について

X線管球(X線を発生させて、照射する装置)、受像機器(FPD:Flat Panel Detector←昔でいうフィルム)、画像処理システム(CXDI)はすべてCanon製です。レントゲン撮影した画像は、すべてデジタル画像で診察室のパソコンモニターで見ることができます。濃度調整や拡大・縮小も自由自在です。また、その画像を他院に持っていく際には、CD-ROMに焼くこともできます。

 

今回導入した受像機器(FPD)の発効素子にはヨウ化セシウムを採用しているため、患者さまには最小限の被ばくで高画質の画像を提供することができます。
この受像機器(FPD)は、画像処理システム(CXDI)と無線で繋がっており、すっきりとしたシステム構成となっております。また、撮影後も瞬時に画像が出てくるため、画像確認のためにお待たせすることもありません。

X線管球

X線管球

受像機器(FPD)

受像機器(FPD)

当クリニックの骨密度測定装置について

今回導入した骨密度測定装置は、HOLOGIC社製Horizon です。精度良く骨密度を測定できるDEXA法(腰椎と股関節を測定)で検査を行います。測定結果は診察室のパソコンモニターで見ることが可能です。 検査により骨密度値が求められ、グラフより骨粗鬆症のリスクがどれくらいあるか評価することができます。また、過去の結果との比較をしたり、同年代の人や若年層との比較を数値として評価することができます。

HOLOGIC社製Horizon

HOLOGIC社製Horizon

従来のDEXA

従来のDEXA法では骨密度のみの評価でしたが、新たに骨強度の指標であるTBS(骨質評価・Trabecular Bone Score)も算出が可能になり、より正確な骨粗鬆症のリスク評価ができるようになりました。

検査方法について

強力な磁場が発生しているMRIのトンネル状の装置の中に被検者が入り、診断のための断面を縦、横、斜めなどさまざまな角度から撮像され、スキャンされたデータはデジタル化。その後、モニターでチェックが可能です。部位や目的次第では、被検者は造影剤を使用することがあります。

MRIが歓迎される理由の1つは、レントゲンのようなX線被曝がなく、安心して使える点です。ただし、正確な画像を得るため、検査中は狭い場所で動いてはいけないことと、装置から大きな音がすることで、検査時間の約20~60分の間、苦痛を強いられる場合があります。また、ペースメーカーなどの金属類をはじめ、磁石使用のインプラントや義歯が体に入っている場合は検査が受けられないほか、入れ墨やアートメイクなどではやけどのリスクがあります。そのほかの禁忌事項は、担当医にお尋ねください。

機器共同利用と診療協働体制

〈いつもMRIクリニック秋津〉では、MRIをはじめ、主な検査機器などを〈いつもジェネラルクリニック秋津院〉との共有とし、ともに有機的な検査・診療を行います。また、それを自由診療の分野にも発展させて、より幅広い診療を展開します。

共有機器について

検査機器=MRI、一般撮影機器(レントゲン)、骨密度測定装置(超音波測定)

検査・診療の有効連携について

〈いつもMRIクリニック秋津〉では、当クリニックで独自に検査を受ける患者さまはもちろんのこと、〈いつもジェネラルクリニック秋津院〉からの検査依頼の患者さまも検査を行うことができます。特に、〈いつもジェネラルクリニック秋津院〉からは、清瀬市の特定健診に関連する検査をはじめ、個別の担当医からの依頼も受けるような院内システムを構築しています。その結果、治療が必要だと診断されたケースについては、それぞれの専門外来でフォローアップしていきます。

たとえば、40歳または50歳の女性、あるいは閉経後の女性は、1年に1回、骨密度検査を受けることが推奨されています。そこで、〈いつもジェネラルクリニック秋津院〉で健診を受けた結果、骨密度が低いという判定に加え、腰痛があるなどの症状があるなら、当クリニックでMRI検査を受けることをおすすめします。そうすることで、腰痛の原因かもしれない筋肉の状態も確認できるからです。

このように、〈いつもMRIクリニック秋津〉と〈いつもジェネラルクリニック秋津院〉では、検査はもとより、診断および治療についても連携体制にあります。入口は各種検査やMRI検査だとしても、急性の疾患なのか、あるいは慢性のものなのか、しっかり診断がついたところで、それぞれの専門医が診ていく道筋をたどって医療連携ができることこそ、MRIという精密な検査機器を備えた意義があるといえます。

地域の医療機関からの検査依頼を受託

〈いつもMRIクリニック秋津〉では、新しく導入した機器を、当院がかかりつけではない地域の皆さまにも有効利用していただくために、近隣の医療機関からのMRI検査などの依頼を受けることを基本としています。

依頼があった場合、通常の当クリニックの検査同様、患者さまは予約のうえで検査を受けてください。検査結果は、元の医療機関の担当医の先生に持ち帰って、その後の診断、治療に役立てていただきます。こうした地域連携も、今後、活発に行っていきます。検査費用などの詳細は、お気軽にお問い合わせください。

自由診療・自費検査

〈いつもMRIクリニック秋津〉では、保険診療を基本として行っていますが、そのほかに、以下のような自由診療および自費検査を行っています。保険診療できる範囲以上の診療や検査を受けることで、ワンランク上の安心と健康につなげましょう。

当クリニックのドックについて

私たち人間の体は、がんが発生しても気付くことができません。

病状が進行し、痛みや麻痺などが出てきたら「あれ?何かおかしい?」と思い、不安な気持ちで病院に行くと思います。診察・検査をした後、そこで初めて自分の体の中にがんができていることがわかります。

場合によっては、命に係わることもあるかもしれません。

もし仮に、早い段階でがんが見つかったらどうでしょうか?

早期に手術することができます。その後も有意義な人生を過ごせますし、何より家族に悲しい思いをさせなくて済みます。

当クリニックのドックは、がんや生活習慣病を最新の医療機器であるMRI・骨塩定量測定装置・レントゲンで画像検査・診断を行い、早期発見と予防医療を目的としています。

特に若い方に受けて頂きたいです。「私はまだ若いからドックは受けなくても大丈夫」と思っている方もいらっしゃると思いますが、がんの早期発見と予防のためには、30代からドックを受けて頂きたいです。

もし仮にがんが見つかったとしてもご安心下さい。関連医療機関で迅速かつ的確な治療ができるよう全力でサポートさせて頂きます。

当クリニックは下記の6つのドックをご用意致しました。

①脳ドック

②レディースドック 

③全身がんドック

④カスタマイズドック

⑤骨粗鬆症ドック

⑥人間ドック

※➀~④では、MRIを使用します

2つ以上のドックの組み合わせをすることが出来ます。

・①脳ドック+⑥人間ドック

・②レディースドック+⑤骨粗鬆症

ドックなど組み合わせは自由です。受付時にお申し付け下さい。

自費診療

各ドックのご紹介

脳ドック

脳の横断像(足もとから見た断面)と脳動脈(MRA)の画像を撮影します。
脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、動脈瘤などがわかります。
検査時間は、15分程度です。
オプションにはなってしまいますが、追加で頸動脈の撮影、認知症の検査VSRADとBrainSuiteもご用意しております。
*VSRADについて
VSRADとは早期アルツハイマー型認知症診断支援システムのことで、MRIを用いて海馬の萎縮度合を診断します。
対象年齢は、54歳~86歳となっております。
* BrainSuiteについて
海馬の大きさをMRIで測定し、AI画像解析技術を利用して将来認知症になりうるリスクを算定する検査です。若いうちからわかっていれば将来への予防行動にもつなげられます。
対象年齢は、20歳~となっております。

VSRADについて

VSRADとは早期アルツハイマー型認知症診断支援システムのことで、MRIを用いて海馬の萎縮度合を診断します。
対象年齢は、54歳~86歳となっております。

BrainSuiteについて

海馬の大きさをMRIで測定し、AI画像解析技術を利用して将来認知症になりうるリスクを算定する検査です。若いうちからわかっていれば将来への予防行動にもつなげられます。
対象年齢は、20歳~となっております。

 

・脳MRI+脳MRA+頸MRA 検査時間:20分程度 料金:¥25,000 (レポートのみ)
・脳MRI+脳MRA+頸MRA+ドクター説明付き 検査時間:20分程度+説明時間 料金:¥30,000
・脳MRI+脳MRA+ VSRAD 検査時間:20分程度 料金:ただいまシステム準備中です
・脳MRI+脳MRA+ BrainSuite 検査時間:20分程度 料金:ただいま システム準備中です

横断像

横断像

動脈(正面像)

動脈(正面像)

レディースドック

女性特有の疾患を検査するための専用ドックです。女性技師が対応致しますので安心して検査をお受け下さい。
レディースドックには2つの部位の検査をご用意してあります。
・骨盤MRI 検査時間:20分~30分程度 料金:¥30,000

・乳腺MRI 検査時間:20分程度 料金:¥30,000

2つの部位を検査するプランもご用意してあります。
・骨盤MRI+乳腺MRI 検査時間:50分~60分程度 料金:¥50,000

骨盤MRI 検査時間:20分~30分程度 料金:¥30,000

卵巣・卵管・子宮・膣の撮影を行います。その周辺の臓器:尿管、膀胱、尿道、直腸・S状結腸も撮影領域に含まれます。
この検査でわかる病気は、卵巣がん、卵管がん、子宮肉腫、子宮体がん、子宮頸がん、膣がん、尿管がん、膀胱がん、尿道腫瘍、直腸がん、S状結腸がん、卵巣良性腫瘍(卵巣嚢腫、内膜症性嚢胞、類比嚢腫など)、子宮筋腫などがわかります。
撮影する画像は、横断像(足元から見た画像)、矢状断像(左から見た画像)、冠状断像(前から見た画像)を撮影します。

横断像

横断像

横断像

横断像

矢状断像

矢状断像

冠状断像

冠状断像

乳腺MRI 検査時間:20分程度 料金:¥30,000

両側乳腺の撮影を行います。
撮影時の姿勢はうつ伏せで検査を行います。うつ伏せの姿勢を取ると、乳房は重力で下垂し乳腺自体も伸びて広い範囲を観察することができます。
この検査では、乳がん、リンパ節転移、良性腫瘍、乳腺症、乳腺炎などがわかります。
撮影する画像は、横断像(足元から見た画像)のみです。

横断像

横断像

横断像

横断像

横断像

横断像

横断像

横断像

全身がんドック 検査時間:40分程度 料金:¥70,000

頭から骨盤までを撮影します。
拡散強調画像(DWI:Diffusion Wated Image)と呼ばれる悪性腫瘍の検出を得意とする撮影法を用いて検査致します。
DWIBS(ドゥイブス)とも呼ばれています。
この検査では、全身の各臓器のがん(特に肺がん、乳がん、大腸がん、腎臓がん、膀胱がん、前立腺がん)、リンパ節転移、骨転移などがわかります。
検査時間は40分程度です。

カスタマイズドック

このドックは、脳ドック、レディースドック、全身がんドック以外の部位をMRI検査するためのドックです。
例えば、昔けがをしたところが気になる。親戚ががんになったから気になる。など様々な部位を検査対象としています。

 

検査部位は、下記のとおりです。

  • 頸部(甲状腺、咽頭・喉頭など)
  • 胸部(縦郭など)(心臓は非対応)
  • 上腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓)
  • 前立腺
  • 直腸
  • 関節(肩、肘、手首、股関節、膝、足首など)
  • 脊椎(頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨)
  • 血管(胸部大動脈、腹部大動脈、腎動脈、下肢動脈など)

その他、記載のない部位に関しては受付時にお申し付けください。

検査時間

脊椎:15分~20分程度、その他の部位:30分程度

料金
シングルコース(1部位) ¥30,000
ダブルコース(2部位) ¥58,000
トリプルコース(3部位) ¥85,000
膝 矢状断像

膝 矢状断像

前立腺 横断像

前立腺 横断像

肘 冠状断像

肘 冠状断像

腎臓 冠状断像

腎臓 冠状断像

骨粗鬆症ドック

骨粗鬆症とは、骨の量が減り骨自体の強度が弱くなってしまう病気です。
閉経後の女性に多く、ちょっとしたことで骨折を引き起こしてしまいます。
現在の自分の骨の強度を知り、近い将来骨折を引き起こさないよう予防することが重要です。

 

このドックの検査内容は、下記の2つをご用意致しました。
・骨密度検査(腰椎+股関節の測定) 検査時間:10分程度 料金:¥7,000
・骨密度検査(腰椎+股関節の測定) 検査時間:15分程度 料金:¥10,000
 +腰椎と股関節のレントゲン

 

他のドックとの組み合わせも可能です。

・②レディースドック+⑤骨粗鬆症ドック
・⑤骨粗鬆症ドック+⑥人間ドック


受付時にお申し付けください。

骨密度測定結果

骨密度測定結果

股関節レントゲン 正面

股関節レントゲン 正面

人間ドック 料金¥10,000

通常の一般健康診断と同じ内容となっています。

内容は下記のとおりです。
診察、採血、尿検査、心電図、血圧測定、身体計測、胸部レントゲン

 

他のドックとの組み合わせも可能となっております。

①脳ドック+⑥人間ドック
⑤骨粗鬆症ドック+⑥人間ドック
組み合わせは自由です。受付時にお申し付け下さい。

胸部レントゲン

胸部レントゲン

DWIBS(ドゥイブス)検査

MRIが体の狭い範囲=患部に限定してしか撮像できないのに対し、同じMRI機器を使いながらも、新しい方法により、全身に撮像範囲を広げて検査できるのがDWIBSです。これにより、1回の検査につき約30程度で、ほぼ全身(頸部~胸部・腹部・骨盤)のスクリーニングができるので、主にがんのリスクをチェックしたり、人間ドック的なことを目的として検査したりすることが可能です。ただし、肺や消化器の検査については、もともとMRIは苦手分野なので、より精密な検査結果を得るために、今後、DWIBS検査プラン(DWIBSとレントゲンなどをパッケージ化したもの)を提供していきます。料金はお問い合わせください。

脳ドック(頭部MRI検査)

脳、脳動脈、頚部の動脈などをMRI検査する、脳ドック。これにより、脳動脈瘤や脳梗塞など脳血管障害のリスク排除や、自覚症状のない脳腫瘍の患部の早期発見が可能になり、効果的な治療や予防へとつなげることができます。MRIとともに、MRA(脳血管検査)も同時に行っておけば、さらに脳内の血管の状態が詳細にわかるので、将来の重大な血管障害などの予防に役立ちます。検査をおすすめするのは、生活習慣病がある方、健診でメタボを指摘された方、脳卒中の発症歴のある家族がいる方など。まずは、40歳を過ぎたら、一度、脳ドックを受けてみましょう。当クリニックでは、今後、検査結果に基づいた専門医の診断次第では、検査のあとの治療プランもパッケージ化して、アフターフォローを行います。

MRIレディース

乳腺MRI検査に加え、女性特有の骨盤内臓器(子宮・卵巣など)のMRI検査を予防的に行います。その結果、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣腫瘍といった疾患の早期発見、早期治療に有効です。ゆくゆくは、レディース外来として独立した女性専門外来の設立を目指しており、MRI検査はその重要な柱となります。

予防医療

MRIによって体内を詳細にチェックし、なにか障害などがあれば、治療へとつなぐという点では、MRIを利用した検査はすべて「予防医療」のスタートラインという意味を持っています。発病して大ごとになる前に、MRIのほか必要な検査を行うことで、病気を予防し、健康維持につなげましょう。

たとえば、当クリニックで行っている新しい骨密度検査として、DEXA(デキサ)法=2種類のX線を照射して精度の高い検査ができる骨密度計測器を備えています。これにより、骨粗しょう症による骨折リスク軽減に役立ちます。

いまや、発病後の治療よりも、事前の予防の大切さが叫ばれています。当クリニックでは、

地域の皆さまの予防医療のためにも、こうした精密検査機器などを使った検査を気軽に行ってほしいと考えています。そこで、当クリニックでは、自由診療でも試しやすい料金を設定する予定のほか、今後、検査の重要性や検査内容など、健康と医療についてわかりやすい説明を情報発信していきます。

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